皆さんこんにちは!
今回はヘルプマークについてお話ししたいと思います。
障害者と認定された方でも知らない場合があるヘルプマークとはいったい何なのでしょうか?
ヘルプマークというのは
この赤いタグのことです。
そういえば電車に乗るときにカバンに付けている人を見たことがある!
でもこれってなんか法的に意味とかあるの?
2012年より内部疾患・精神疾患・義足・人工関節などの目に見えない、もしくは見えにくい疾患がある又は妊娠初期の妊婦を対象に配布されているものです。
いわゆる妊婦さんがつけているバッジのような役割があります。
↑は大阪府のHPに記載されているヘルプマークの概要ですが、基本的には扱いはどの自治体においても特に変わりはありません。
公共の場に出るときにカバンに着けておけば、必要なとき援助や介助をお願いしやすくなるという代物。もともとは東京から始まった活動だそうで、徐々に広がりを見せています。
あと、これはその自治体にもよるのですがヘルプマークと一緒に書き込み式(どんな疾患があるのかなど)のヘルプカードも配られるところもあります。私のところはそうでしたよ^^
法的に障害者だからつけなければいけないというものではなく、つけたくなければつける必要はありませんし、あくまでも必要な時は介助をお願いしますという理解を広めるため物ですね!
ブログ主の場合は障害者手帳の受け取り申請をしたときに役所の窓口で冊子と一緒に貰いました。
対応している自治体であれば地域の役所の障害福祉担当の課にて受け取ることができるようです。
郵送はできると聞いたことはないのですが、どうしても窓口まで行けない場合は電話で相談してみましょう。
また、決められた規格に沿っていれば自作のものでもOKだそうで、メルカリなどでも購入できますが個人的にはお勧めしていません。(理由は下記に記載)
最近は街中でつけている人も多くなってきたヘルプマークですがまだまだ認知度が高いとは言えません。だって障害がある人ですら知らないケースもあるんです(!)
なので健常者の人で知っている、理解できている人はまだまだ少なくてつけているからと言って電車で席を譲ってもらったりなんかはしたことはないですね^^;
ただこのヘルプマークは付けていると優先座席にも座れますので、優先座席しか空いていない時でも気持ち的に座りやすくなったのは良かった点でしょうか。
街中の公共ポスターなんかではヘルプマークの啓発ポスターが掲示されるようになってきているのでもっともっと浸透してくれればいいなと思う今日この頃です。
2でも書いたのですがこのヘルプマークは個人で売買されています。これは違法でもなんでもなくガイドラインに沿っていれば自作でも可ですし、役所でもらったものでなければ販売しても構わないんです。
ただ、このままだと健常者であっても簡単に手に入れることも出来てしまいますし悪用することもできてしまいます。
個人的な意見ですが、ヘルプマークは役所において障害があると認定された人にのみ配布するという方針に早く転換するべきだと考えています。
ヘルプマークの考え方自体はいいのに誰でも簡単に手に入れることができては意味がない。知ってほしいのに実は健常者も持っていたというのは障害者の立場を危うくしかねません。
ヘルプマークの信頼度を上げるためにもぜひとも対策を打ってほしいところです。
いかがでしたか?
街中でたまに見かけるこのマークはちゃんと意味のあるものなんです。
何もない時に配慮しろというのではなく困っているときには少しだけ手を貸していただけるとありがたいです、というものなので障害者アピールだとかネガティブに考えず軽い感じで接してほしいです。
ではまた~!
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