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マスメディアの印象操作、精神障害者の犯罪率

晴天 ブログ
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皆さんこんにちは!

今回は精神障害者と犯罪率についてのお話です。

ニュースを見ていると何だか精神疾患があると犯罪を起こすというような印象がありますが、果たして本当でしょうか。

1.日本の犯罪発生率

まずは日本の犯罪発生率を見てみましょう。

「諸外国における犯罪動向」によると、2017年に日本で発生した殺人事件は307件。フランス、ドイツ、英国は800件超、米国は日本の56倍の1万7284件と驚くべき数字だ。殺人の発生率(人口10万人当たりの発生件数)は、米国5.3件、フランス1.3件、英国1.2件、ドイツ1.0件に対して、日本はわずか0.2件だった。

「強盗」の直近の発生率をみても、日本の1.8件に対し、フランス154.3件、ドイツ47.0件、英国118.7件、米国98.6件と極端な差がある。(日本のみ16年のデータで、それ以外の国は17年)

https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00888/#:~:text=%E6%AE%BA%E4%BA%BA%E3%81%AE%E7%99%BA%E7%94%9F%E7%8E%87%EF%BC%88%E4%BA%BA%E5%8F%A3,%E3%82%8F%E3%81%9A%E3%81%8B0.2%E4%BB%B6%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%80%82

なるほど、そもそも日本の犯罪発生率は低いのですね。

先進国の中でも有数の治安のよい久野として知られている日本ですが、比べる国の治安が悪すぎる気もします^^;

ちなみに警視庁の公開している警察白書からの引用ですとこんな感じです。

引用元 https://www.npa.go.jp/hakusyo/h30/data.html

エクセルをスクリーンショットしたものです。種類にもよりますが凶悪犯の項目に関しては減少傾向にあるようです。

これだけ安心して暮らせる社会が実現しているというのはありがたいことですね!

2.精神疾患と犯罪の関係

では本題の精神疾患を患う人間と犯罪の発生率との関係についてお話していきます。

刑法犯の比較です。

なるほど、この数字だけ見ていると精神疾患を持っているからといって犯罪発生率が高くなるとは言えなさそうです。

お次は窃盗です。

こちらも思った以上に少ないですね!正直窃盗なんかは案外多いかなと思っていましたがそうではないようです。

お次は性犯罪です。

なるほど。こちらも認知件数はさほど多くありませんね。

ただ、性犯罪は犯人が健常者だろうが障害者だろうが被害届自体を出せない被害者の方が多いので実際の件数自体がこの数よりも多くなるものと思われます。

次は詐欺です。

差別的な意味ではなく、この統計は知的障害も含まれているそうなのでそもそも詐欺に関しては起こしにくいかな?と思います。どちらかというと被害にあう方が多いかもしれません。

次は傷害暴行です。

主に発達障害ですが多動性衝動性が高いとすぐに激高するというイメージがあるそうですが、意外にも事件沙汰にはなっていないそうです。

次は脅迫です。

脅迫は多いんですね!精神疾患があると人とのコミュニケーションをとるのが難しくなる人も多いのでそんなに多くないかなと思っていたのですが・・・

次は強盗です。

これはもうほぼ同じていってもいいかもしれません。若干健常者が多いですが誤差の範囲内でしょう。

次は殺人です。

ここで一気に精神障害者の犯罪率が上がりましたね。というか逆転しました。

ただ個人的に思うのは、殺人で捕まった犯人は何かのねじがすでにぶっ飛んでいるから殺人を犯すわけで、そういう意味ではみんなすでにまともではないと思うんです。既往歴があったもののみをこの数に加えているのかがわから無いのですが、精神鑑定をして精神に異常があると診断されたというのであればはっきり言ってそれは当たり前だろうと思います。普通の精神状態の人間が人間を殺せませんから。

次は放火です。

(上記画像引用元すべて https://mieluka.com/139/)

うん、放火も理由によりますがそもそも病んでいなければ起こさない犯罪ですよね。火をつけるなんてはっきり言って誰の得にもならないような犯罪です。それをしなければいけない心理状態がまともなはずがありません。

3.精神障害者の犯罪率

上記の画像でみてきた健常者と精神障害者の犯罪率の対比ですが殺人と放火以外に関しては精神障害者のほうが低いという結果でした。

殺人と放火に関しても精神科の既往歴があるのかどうかが書かれていないので精神鑑定の結果なのかどうなのかわかりかねるところですので何とも判断しにくいところです。

また、精神疾患といっても種類がかなり幅広くほとんどの場合は人との接触自体がいやになったり外出すら難しくなるというようなものも多いので、どちらかというと精神疾患は犯罪に結びつくケースは少ないと考えています。私が患っているうつも他者に対しての攻撃性よりも自責や無気力になるのでそもそも人を傷つけてやりたいとは思えないです。

大事なのは精神疾患=怖い病気だという偏見をあおるような偏った情報に惑わされないことだと思いますので、メディアの情報を正しいものだと鵜呑みにしないでほしいです。

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4.精神鑑定はもうやめよう

重大な犯罪を起こすと精神鑑定が行われます。事件を起こしたことへの責任が問えるのかということを精神科医が調べるのですが、これが元凶で精神疾患のある患者に対しての偏見が根強く残っていると考えています。

健常者でも障害者でも等しく罰は受けるべきですし、障害者だからという理由で罪が軽くなるようなことはあってはならないのです。

もしも犯罪を障害者が起こし矯正ができないというのであれば2度と外の世界に出さないような施設を作るべきです。

人権派の方々は被疑者側の権利のみを重視しますが一番は被害者の人権を守ること、被害者家族の感情を鎮めることであると考えています。

なのでこの際精神鑑定はやめてしまった方がどの人のためにもなる措置なのではないかなと思います。

5.おわりに

いかがでしたか?

凶悪犯罪が起こるたびに注目される精神鑑定、精神障害者の犯罪数ですが例外を除いては健常者のほうが犯罪発生数は多いことがわかりました。

正しい情報をもっと得られるようにメディアには努力をしてほしいところです。

ではまた~!

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