皆さんこんにちは!
障害者用作業所についてお話ししたいと思います。
作業所ってどんなとこ?何するとこ?と言う疑問はこれを見れば解消されます。
1.作業所とは?
求人を見てたら作業所って書いてあるのが出てきたけど、これ何?
求人募集を見ているとA型作業所やB型作業所などと書かれたものがたまに出てきます。
これは障害者・難病があり正社員として、または一般のアルバイトとして働くのが難しい方がある程度の配慮を受けながら働ける場所です。
作業所の本来の名前は「就労継続支援A型」.「就労継続支援B型」であり、福祉サービスの一つに分類されています。
2.具体的に何をするの?
作業所の仕事内容は多岐に渡ります。
例えば手芸や食品調理・清掃などの軽作業はB型に多い印象で、ホールスタッフ・ECサイトの運営全般・事務などの一般就労とほぼ同じ内容はA型に多い傾向です。
その事業所ごとに特色があり、募集している職務内容も違うのでまずは確認、可能なら見学に行かれるのもいいと思います!
3.どんな人が入れるの?
作業所は基本的に障害者手帳を持っている人で一般就労の難しい人対象となっております。
ただし、手帳のない場合でも定期的な通院がある・難病と指定されている持病を持っていることが認められると入所出来ることもあります。
またA型に関しては年齢制限があり18〜65歳までとなっています。契約年数も2年と期限が短く設定されています。
B型は年齢制限がない代わり、就労経験があるか就労に対する課題があるとアセスメントで指摘を受ける必要があります。契約は原則無期限です。
4.賃金は?
A型に関しては全校の月平均賃金が¥67795(2015年度)なのに対してB型は¥15033(2015年度)となっており、両者ともに低賃金ですがB型が特に際立って低いことがわかります。
これは雇用契約の違いから出るもので、A型は(事業所)との直接契約・雇用であるため最低賃金は保障されており、いわゆるアルバイトに近いものとして働くことができるのです。
これに対してB型は直接雇用関係を結ばないため最低賃金を下回ることがほとんどであるのが現状です。
そして両者ともに忘れてはいけないのが前年度の年収によっては施設利用料を支払わなくてはいけないことがある、と言う点です。
最初にも言った通り、A・B型ともに福祉サービスの一環として扱われているので、ただ働きに行くのとは訳が違います。
そこら理解した上で一般就労にするか、それともA・B型作業所のどちらかに行くのかを選びましょう。
5.おわりに
いかがでしたか?
もし働きたいけどアルバイトすら難しいかも、と言う方はまず作業所での就業を目指すのもいいかもしれませんね^^
ではまたー!
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