皆さんこんにちは!
今回は精神科についてのお話です。
心が不安定だったり悩みごとのせいで体に不調があるけど、精神科ってなんか怖い感じがする・・・
そんなお話をよく耳にします。
そこで現在進行形で精神科に通院中のブログ主が精神科の実態についてお話しようと思います!
1.精神科・メンタルクリニック・心療内科名前がいろいろあるけど違いは?
巷にはいろんな名前の精神科っぽい病院が多く存在します。
精神科・メンタルクリニック(心の診療所)・心療内科
基本的にはどこに行っても見てくれるお医者さんは精神科のお医者さんになります。なのでものすごく大きな差自体はないかと思います。
精神科・メンタルクリニック(心の診療所)
ここはほぼ同じものだとお考え下さい。精神の病気(うつや統合失調症・パニック障害など)を診てくれる病院ですね!精神科と聞くと大きな病院の精神科病棟みたいなものを思い浮かべるかもしれませんが、小さなクリニックレベルであっても精神科は割と多く存在しています!
メンタルクリニックという看板にしているのは精神科という言葉のインパクトやマイナスイメージを少しでも明るいものにするために横文字にしている印象ですね。何となく横文字のほうが気軽に入れそうな気がしませんか?
心療内科
心療内科も精神的な病を診る科ではあります。ですが心療内科とついていますので、精神的な不調による体の辛さをメインで診てもらう内科という位置づけです。
精神科を掲げているところと心療内科、どっちにかかればいいかわからない!そんな時は最寄の精神科・心療内科どちらにかかっても大丈夫です。なんだか気分が晴れない日が続いている。眠れなくて体がだるい。情緒不安定。これらはどちらの科でも診察の対象になりますし、もし専門的にもっと設備のある所で診てもらいましょうということであれば別の病院の紹介状を書いてもらえます。
なのでそこまで名称の違いにこだわる必要性はないと思われます!とにかく不調は我慢せずになるべく早くお医者さんに相談しましょう!
私は現在の精神科で2件目になります(主治医の異動のため転院しました)が、どちらの雰囲気も明るくて、普通の病院よりも特に気を使った内装になっているように感じます。
また2件とも音楽がかかっているのですが、最初のクリニックではヒーリングミュージックのようなゆったりしたもの、現在の精神科では洋楽がかかっているのでパリピ気分が味わえます(笑)
どちらも新しいクリニックなので余計にきれいに見えるので、古くからある精神科のクリニックだともしかすると少し古暗い印象になるのかもしれませんが、それでも基本はほかの病院と大きく変わるような点は無いと思います。もちろんクリニックレベルでは拘束具なんかも用意されていません。本当に拍子抜けするほど普通ですよ!^^
ちなみに、来られている患者様もほかの内科や整形外科なんかと全く変わらないような普通の方たちなのでそういう意味での怖さも全くありません。安心してください。
私の主治医と一度だけ代診で診てもらった先生の二人のみの印象ですが、お二人とも患者側の話をよく聞いていろいろな提案をしてくださるいい先生だと思います。
あーあなたうつだからこの薬飲んどいてーハイ次の人ー
みたいな適当な診察は少なくとも私自身は一度もされたことはありません。
まさに傾聴のスペシャリストといった感じです。患者側の言うことは否定せず、どうやっていい方向にもっていくのか一緒に考えましょう!といった姿勢で臨んでもらっています。
自分自身が2人の精神科医としかかかわったことがないのであまりわかったような口は利けませんが、ちゃんと評判のいい医師を調べて受診すると問題解決まで二人三脚で歩んでもらえます。
精神科医だから何となく怖いという印象をお持ちでしたらそんな心配はご無用ですので、気軽に受診してみましょう。
ようくある噂話として
精神科っていっぱい薬を出されてまともに診察してくれないって聞くけど・・・?それって薬漬けってことだよね?
こんなことをよく耳にします。確かに以前はそういった傾向があるにはあったようです。ただ、精神科がほかの科と異なるのは、患者の意志だけでくするの服用は決められないところがあるというところです。本当に必要で多めの薬度処方しているのに周りの人が
こんなにいっぱい薬飲まされてるなんて変だよ!薬漬けにする気なんだよその医者は!そんな薬止めな!
といってしまうことで、患者自身が
お金儲けのために私を薬漬けにしようとしてるの?!ひどいじゃない!もうそんな医者信じられない!
といった具合に医師の言うことを信用せず勝手に断薬してしまうことがあるようです。お金儲けや診察時間の短縮のために言われるがまま薬を出す医師もいるとは思いますが、ほとんどの場合は実際に飲む必要のある薬ばかりです。
ですので精神科に行く=薬漬けにされるという印象は間違っているといえます。
もし薬が多すぎたり必要のない薬だと感じるときや断薬したいと感じたときはまず医師と相談し、やめてしまっても大丈夫なようなら徐々に数を調整し飲まなくてもいいようにしていきましょう。
料金は長期的な受診が前提であれば自立支援医療受給者証の申請を役所で行う必要があります。これがあると精神科にかかる費用(精神科の保険受診・精神薬の処方)を公費負担してもらえ、所得や自治体にもよりますが自己負担が0~1割になります。(もっと高い場合もあるので各自治体の要件をチェックしてください)
ただし診断書料などは自費になり公費負担はされませんのでご注意ください。
また、役所に申請中の場合は届くまでは3割の負担で、受給者証が届き次第返金となる医療機関・薬局もあるので事前に確認してください。
それでもやっぱりこの制度はありがたいです!精神薬の処方を私自身受けていますがまともに払ったら結構高いんです><;
知っているだけでお得な制度ですから、もしこれから精神科にかかる予定がある方は頭の片隅に置いておいてください!
いかがでしたか?
精神科ってなぜか暗いイメージや怖いところといった偏見がありますが、ほかの科とそう大差ない科なんです。
辛いところを医師に伝えていろんな方法でアプローチして治療を進めていく。これだけです。怖くないでしょ?^^
最近はコロナのせいでうつの発症率が上がったり、自殺率が上がったりと何かと話題ですが、風邪を引いた、頭が痛い、お腹を壊した、そんなときに病院にかかるのと同じ感覚でもっといろいろな方が通いやすい科になってくれると嬉しいなと思います!
ではまた~!
コメント