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発語がなくても大丈夫、言語以外のコミュニケーションの取り方!

晴天 うつ
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皆さんこんにちは!

今日は発語がないお子さんとのコミュニケーションの取り方をお話していこうと思います。

結論から言うと、発語がないなら手を使えばいいじゃない!ということです。

*こんな方法もあるよということでどんな子供さんにでも効果があるわけではありません!あくまでも参考としてお考え下さい。

では見ていきましょう!

1.発語がないのは愛情不足ではありません!

未だに根強くあるのですが・・・

Aさん
Aさん

いつまでも喋れないなんて・・・親の愛情が足りないのよ!

Bさん
Bさん

みんな話してるのに言葉がないなんてその子おかしいよ!

ハイ出ました、みんなと同じじゃないとおかしい論者&親の愛情不足論者。

いいですか?そもそも子供の発育にはかなり個人差があるのでみんな同じように成長すること自体があり得ないんです!

それにもし話せないとして、それが聴覚障害によるものでなかったとしても親御さんの問題では全くありません!

仮に自閉症や聴覚障害の影響であれば、それは先天的な障害ですし早いうちからの療育(放課後デイ・児発)などの利用をお勧めします。そうすることで発育を促したり、苦手分野の克服を目指せるからです。

(3歳ごろまでであれば障害がなくても発語がほぼないお子さんも結構多いです。)

障害は誰のせいでもなく、まして生んだお母さんのせいでももちろんなく、ただの確率なのです。

ただほかの子よりもゆっくりと成長しているだけです。

もしも親の愛情不足論者があらわれたら無視&スルーでOKです。大切なのは専門機関への相談、そして心のゆとりです。

子供の成長が遅いと悩んでいるお父さんお母さん、それはあなたのせいではありません。大丈夫です。頑張りすぎないでください!

2.放課後デイで経験したこと

私ブログ主は放課後デイでの勤務経験があると自己紹介欄でお伝えしているかと思うのですが、その放課後デイにも発語のないお子さんはいらっしゃいました。

詳しいことは書くことができないのですが、未就学のお子さんです。

話しかけてもそれに対する発語での返事はなく、ゴロゴロしたり好きなおもちゃで遊んだりして周りのお子さんと混じって遊ぶということもありませんでした。

ただ、なんとなーく様子を注意深く見ていると行動するときに手が動いていることに気が付きました。

もしかすると、手の動きをつけながら話せば分かるんじゃない?と思いやってみることにしました。

実際にお片付けに時間になったらその子の前におもちゃ箱を出し、「おもちゃ片付けて」と口で発しながら箱におもちゃを箱に入れるしぐさをつけてみるということをやった結果

こちらから細かく指示を出さなくてもちゃんと理解し最後まで片付けできていた

のです。発語のあるお子さんよりもむしろきれいに片付けられていました。

そこでそのお子さんには毎回特別にオリジナルのハンドサインをつけて話しかけることにしたのです。

すると今まで自分一人で遊んでいたそのお子さんは少しずつ私たちが使っているサインを覚え、それを用いてほかの子の輪にも参加できるようになりました。

また、そのサインを理解した上でふざけたサインを出して笑ったりといった姿も見ることができました。

3.ハンドサインを試してみよう!

↑で話したように、発語のないお子さんに対してハンドサインを交えて話しかけた結果、それ以前よりも格段にコミュニケーションが取れるようになりましたし、お互いに信頼関係を築けたのです。

発語がないことでコミュニケーションをあきらめている親御さんには、ぜひ言語以外のコミュニケーション=ハンドサインを試していただきたいです。

言葉が話せない子にもコミュニケーションの楽しさを!その方法とは?【LITALICO発達ナビ】
ADHD当事者の私。息子も「発達障害の疑いがある」と言われています。そんな凸凹親子の日常を少しだけご紹介します。今回は言葉以外のコミュニケーション方法について。

このような感じで、正式なマカトンサインというものも存在するのですがそちらがわかりにくい場合は無理に正式なものにこだわらず、オリジナルのサインで大丈夫です。私も前述したお子さんとのコミュニケーションは完全にオリジナルで、マカトンサインではありませんでした。

一番大切なのは、お互いの意思疎通を図ることです。あまり難しく考えずに、例えばコップで飲むしぐさをして「お茶のむ?」と聞いたり、手をこするしぐさをしながら蛇口を指さし「手を洗おう」といってみるなどですね。

これらは実際に自分がそのお子さんと「会話」をするときに使っていたサインです。

とにかく話しかけること、コミュニケーションをとろうとすることを諦めないでほしいなと思います!

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4.わかっていないようで実はわかってます

前述のお子さんのお話を読んでいただいて気づいた方もいらっしゃるかもですが、伝えるツールを持っていないだけで実は子供さんはよく見ています。そしてよく分かっています。

なのでなるべく話せないからと言って否定的な言葉はかけないであげていただきたいです。

時間はかかるかもしれませんが、お子さんは必死に「わかる」ための努力をしています。

どうか気長に待ってあげてください。いつかきっと何かしらの方法でコミュニケーションをとれるようになりますので。

5.おわりに

いかがでしたか?

今回はわたしの経験をもとに、発語がないお子さんとのコミュニケーション方法をお伝えしました。

つたない文章力で申し訳ありません(;^ω^)

繰り返しですが、発語がないこと・障害があることはお父さんお母さんのせいでは絶対にありません!

のんびりその子のリズムでコミュニケーションをとれる方法を編み出していきましょう!

ではまた~!

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