一般的に言われている発達障害者の苦手なもの以外の苦手なものを考える
前回は発達障害のメリットを考えてみましたが、今回は定型の人が出来なさそうと考えるもの・苦手とされているもの以外で発達障害を持っている人が苦手なことを考えてみました!なかにはそんなことないよ!という意見もあるかと思いますが、個人の体験談も踏まえた独断と偏見ですのであしからず。
目次
色の組み合わせ・・・?
色が判別しにくいってこと?
という方、今から説明しますがあくまでも個人の感想として捉えてくださいね!
まず発達障害の症状としてこだわりの強さがあることはもうご存じの方も多いかと思います。こだわりというのは本当に幅が広くて例えば物を置く位置(並べ方など)や物の色や形に対しても強い執着を示すことが多いのですが、この場合は好きな色じゃないと落ち着かないこだわりのある人でどうしてもほかの色の服を着たくないと感じてしまう場合があるのです。
なので、ほかにどんなかわいい服があってもどんなに流行の色の化粧品があってもこの色で囲まれていれば落ち着くし十分!と納得してしまい上下同じ色、最悪上から下まで全部同じ色の服でコーディネートしているなんてことも珍しくありません。
もしクローゼットに同じ色の服ばかり常備している・服以外にも同じ色のもので統一しているというこだわり強めの方が周りにいる場合、もしかすると特性によるものかもしれませんが困っていなさそうなら好きにさせてあげてください。
センス悪いの発達障害関係ないじゃん
それあんただけでしょ
まぁそう言わず最後まで聞いてください^^;
さっきの話 と似ているのですが、要するに発達障害の人はこだわりが強いわけです。例え色にこだわりがなくても上はこの服が好き!下はこの服がかわいい!と、その人の強いこだわりによって選ばれた服の組み合わせが傍から見るととんでもなかった!なんてこともあったりします。上は謎のロゴの入ったTシャツ・下はゴスロリ風のスカートのようなわかりやすいセンスのアレな人から、選ぶのがめんどくさいからという理由で全部同じ色の同じ形の服しか着ないという人まで様々です。後者に関しては利便性は最高ですけどね!
ブログ主の場合は子供のころロンTのデザインにこだわりがあり、色違いで同じようなデザインの服ばかり着ていました。(切り替えっていうんですかね?襟元から肩を通って同じ色の袖がついてるやつ。あれです。)子供だから許されていたセンスです!(苦笑)
もしセンスがあれなことに気づいたけどどうすればよいかわからない方はとりあえずマネキンの通りに服を選んで試着して着れそうならそのまま買いましょう。とりあえずこの買い方なら間違いないです。それか店員さんにコーディネートしてもらいましょう。(お願いできるお店かどうかは、お店の空き具合を見たり、お願いしてもいいか下から目線で聞いて確認してみましょう!)
もし周りにどう見てもこだわりのせいでセンスがアレになっている人がいたらやんわりと伝えてあげましょう。本人も気付いてないこと多いですので・・・
こちらはこだわりも関係していますが、感覚過敏の場合もあります。
感覚過敏とは人間の持っている感覚(五感)が人より敏感で、ほどんどの人が気にならないような感触・音・匂い・味覚・光に敏感に反応してしまう疾患のこと。自閉症スペクトラム障害のひとに見られる特徴でもあります。
例えば野菜の苦みを強く感じすぎてしまう・硬いものと柔らかいものが口に同時に入ってくると気持ち悪いなど口に入れた感覚がどうしても許しがたく感じて偏ったものばかりを好んで食べてしまうことはよくあります。
また嗅覚の敏感な人に関しては、前に食べた時と違うにおいがする・匂いの強い香草やスパイスの匂いがダメなどでも受け入れがたく感じることもあるでしょう。
周りが見ればただの好き嫌いに感じるかもしれませんが、当事者からすれば死活問題なのかもしれません。
ただ親御さんでどうしてもしっかりと食べさせてあげたい場合は硬いものはなるべく柔らかくした上ですりつぶし、好きなものに少量から混ぜてみるなどしてみると良いかもしれません。それでも感づく子もいるかと思いますが、どうしても嫌がる場合は同じ栄養価の別の食物にチェンジすることも検討しましょう!
これはある程度大人になり経験を積むことで解消できる話でもありますが、空気を読むのが苦手な発達障害持ちの人は相手の言っていることを真に受けてしまうことがあります。それが相手の本心であれば何の問題もありませんが、日本は取り分け社交辞令も多い国ですのでそれを真に受けて恥をかいたなんて経験のある方もいらっしゃるかと思います。中には社交辞令どころではなく詐欺など犯罪に巻き込まれるようなこともあるかもしれません。
君かわいいって言われるでしょ~
そんなことないですよ!
いやいやほんとだって!モデルとかに応募してみたら?
(え?もしかしてほんとにモデルになれるくらいかわいいの?)
上記のやり取りは架空のものであくまでも社交辞令のモデルケースなわけですが、相手の真意が理解できず勘違いを起こすことは実際ブログ主もよくやりました。世の中の皆様に言いたい。お願いだから本当のこと言ってください!
嘘を嘘と見抜けない人はネットやっちゃダメとかの有名な方はおっしゃっていましたがこれ現実の問題なので(;^ω^)
主にADHDの人になるかと思いますが、集中力が続かないことが多いのとマルチタスクができないことによってほかにやることがあっても忘れてしまったり興味がそれてしまうことがよくあります。なのでダイエットのために昨日から運動を始めたけど、やろうと決めたこと自体を忘れてしまっていて(一つの作業をしているとその他のことは忘れてしまうのです^^;)結果的に続けられなかった!なんてことも起こりがちです。また、やろうと決めたことが長いほど途中で集中色が切れてしまいやっぱりやるの止めた!にもつながりやすいです。
とにかくやろうと一度決めたのであれば習慣づくまでリマインダー機能を使ったりしてやり通すことが肝心です!習慣になってしまえば体が覚えているので自然と動けるようになりますしね!
いかがでしたか?多分定型の方の発想とは違うところで出来ないことや苦手なことがあったりすると思いますが、なんとか許容できる範囲なら生暖かい目で見ていただけると助かります!
ではまた~!
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