知ってますか?ヤングケアラーについて
皆さんこんにちは!
今回はヤングケアラーについてお話ししたいと思います。
初めて聞いた方でもしっかりと理解できるようになっているので、ご一読ください。
1.ヤングケアラーって何?
ヤングケアラー?聞いた事ないな
そう言う方も多いと思います。簡単に説明すると本来は大人が担う立場を子供が担う事。例えば介護が必要な家族の世話をする、家族を養うために子供が働くなどですね。
これが、昔のような大家族でみんなで持ち回りで世話をする、役割を分担することができればさほど問題ではないかもしれませんが現在は大半が核家族です。
一人っ子の未成年の子供が障害のある親の面倒を看る。これは実はよくある話のようです。そうなってしまうと、当たり前ですが生活に支障をきたしてしまうことがあります。
2.ヤングケアラーが問題な理由
ヤングケアラーの問題点は何でしょう?
例えば、
- 親の介護をするために学校への進学を諦めた。
- 病気で働かない親の代わりに子供が稼がなければいけない。
- 面倒を看るための時間が長いせいで、自分の時間が取れない。
あげればキリがないと思います。
若いうちにしか出来ないこと、本当はやりたいことを介護や役割のために諦め、強制的に自分の人生を犠牲にせざるを得ないのです。
これは人間らしい生活を送れない、人権の問題ではないかと考えています。
一人一人が自分の思う人生を生きることに挑戦する権利はあるはずなのです。それが出来ない状況が許されている今、それが問題なのだと思います。
3.家族の面倒は家族で見ないといけない?
そもそもなのですが、家族の介護は必ず家族が看ないといけないのでしょうか?
若いと知識不足ということもあるでしょうし、一人で看るなんて到底無理でしょう。
そうした状況であれば離れて暮らすという選択肢をとっても良いのではないかなと思います。
辛いかもしれませんが少しの間だけでも介護される側が通所するか施設に入り、プロに任せる。それだけでもヤングケアラーと呼ばれる人たちの負担は和らぐはずです。
家族なんだから、では共倒れしてしまいます。家族だからこそ、離れる時間を持ちましょう。
4.もっと助成があってもいい
個人的に思うことなのですが、未成年や、本来大学などに通う年齢で介護をしている人たちをもっと助成する制度があっても良いのではないでしょうか?
せめて24時間といかなくても12時間みてもらえるだけでも助かると思うのです。
金銭的に支えないといけない状況の子には、金銭的・物質的支援をしてあげれば良いと思うのです。
流石に家族の面倒まで自己責任で済ませるのは冷たすぎやしないでしょうか。
5.おわりに
いかがでしたか?
あなたの近くにもヤングケアラーと呼ばれる人たちが声を上げられず困っているかもしれません。
もっと簡単にヘルプと言える世の中になってほしいですね。
ではまた〜!
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