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小学校は難関です。

晴天 ブログ
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前回は就学前の記憶に関して書きましたが、今回は小学校、就学してからのお話です。

どうにかこうにか2年はやり過ごせた訳ですが、難関は小学校に入学してからやって来ました。

私にとっての一番の困難は算数でした。

私の能力には大きな偏りがあります。IQ的に一番得意といえるものは「言語」のジャンルで、言葉を覚えることに特に苦労したことはありませんでした。逆に一番苦手なものが物事の「処理」なのです。情報が多ければ多いほど、やることがあればあるほど自分の中で処理しきれず頭がパンクし、結局何もできてなかったなんて言う事態に陥りやすいのです。

国語なら言葉を理解していけば、おのずと文章も理解できるようになります。でも算数はそうはいきません。

まず単純な算数式を覚えさせられたと思ったら、次は文章題、かと思ったら図を見て適切なものを答えろ。私の場合はこれらを全く一貫性のないものに感じてしまうんです。

国語は書いて読むだけなのに、なんで算数ってこんなに一杯やることあるんだろう・・・

と、幼いながら何度も考えました。当然ですが処理が苦手な人間がこんなに一杯やることがある学問についていけるはずもなく、算数に関しては初日ですでにドロップアウトをきめました。

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じゃあ国語に関しては高得点連発だったのかといえばそんなことはありません。

私にはもう一つの発達障害、LD(学習障害)があったのです。

国語に関しては苦手意識はないのに、なぜかちゃんと読めない、同じところを何度も繰り返す・別の場所に飛んで読んでしまう、がありました。

ちゃんと読めない理由は、ディスレクシアでした。

ディスレクシアは、知的には問題がないのにも拘らず、主に文字の読み書きに困難が生じる学習障害の一つで、私の場合は「文字列が重なって見える(数字も同じく重なって見えます)、文を一つの塊として認識できない」があります。ただ、こう言った「自分の感覚」の障害は周囲も自分すらもわかりにくく、持っている本人自身も「こういう見え方がするのが普通だ」と納得させてしまっている場合もありあぶりだしていくのが困難な場合もあります。

私の場合はディスレクシアであると認識したのは成人式をとっくに超えた頃でしたから。

そんなこんなで勉強は散々な私ですが、副教科ならまだましといえるものもありました。図工です。

同じ副教科でも体育は散々でしたが、何かを描くこと(うまくはない)や、特に作ることは昔から得意でした。先生に前に呼ばれて作品をほめてもらったこともあります。学校自体は好きになれないけれど図工のある日なら行ってもいいかな、そんな気分でした。

長くなるので小学校編、一旦切ります。

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