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家族なら面倒を見て当たり前→その考え、古いです!障害者家族のレスパイト問題

晴天 うつ
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皆さんこんにちは!

今回は障害者家族であれば必ずぶち当たる、「レスパイト」についてお話していこうと思います。

では見ていきましょう!

1.レスパイトってなに?

Aさん
Aさん

いや、なんか急に英語出してきたけどそもそもレスパイトって何よ?

確かに、レスパイトっていきなり横文字が出てきてよくわからん!という方もいらっしゃいますよね。

レスパイトというのは直訳すると「休み」という意味になります。

なのでこの話で出てくる意味としては、身内に障害者がいる方自身の休暇日、という意味でとらえてください。

何を休むか、障害者介護をお休みするんです。

Bさん
Bさん

そんなことできない!

若しくは

Cさん
Cさん

家族なんだから休みなく面倒見るの当たり前じゃん!そこに愛はあるんか!?

なんて声もきこえてきそうですが・・・果たしてそうでしょうか?

2.家族にとってのレスパイトの重要性

家族なんだから面倒見るのは当たり前!そんな意見が根強く残っている事実があります。

また、ご家族自身が責任感化からなかなか休息をとることを良しとしていない場合もあります。

ベッドに縛り付けて拘束したり、ネグレクトを行うのは論外ですが適度な休息をとることには大きな意味があります。

例えば、24時間掛かりきりで面倒を見たとしても収益は生まれませんし気持ちも張りつめていないといけません。そんな環境で心の余裕を保ち、何かあった時に冷静な判断を下せるでしょうか。

私の個人的見解ですが、人は自分に余裕ができて初めて他者に優しくなれると考えています。金銭面でも精神面でもそうです。

その余裕というのは家族間でも当てはまるのではないでしょうか。

介助・介護が必要な障害者に対して(高齢者でも当てはまりますが)の虐待や無理心中のニュースが飛び込んできますが、それが最たるものではないでしょうか。

介護や介助にしっかりと向き合うために、レスパイトをどう取るかは非常に重要な課題であるといえます。

3.具体的な方法

では具体的にどうやってレスパイトをとるか。

お住まいの市区町村によってどのような支援があるか変わってきます。まずは役所へ相談することをお勧めします。

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また受けられるサービスも地域によってさまざまありますので確認してみましょう。

例えば台東区ではこのようになっています。

台東区重症心身障害児(者)等在宅レスパイト・就労等支援事業 

レスパイトのための入院が認められる場合もあります。

また障害児であれば放課後デイサービスなども活用しましょう。自分の時間を持つこと、外の空気に触れることは介護をする側にもされる側にもいつもと違う刺激になります。

一番大切なのは一人で抱え込まないこと。必ず誰かを頼りましょう。

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4.罪悪感は持たないでください。

いろいろ言いましたが、

Dさん
Dさん

でもやっぱりほかの人に介護は頼めないよ・・・現実からは逃げちゃだめだよ・・・

と思われる方もいるかとは思います。

そんな方に一つ聞きたいのですが

どうして人にお願いするのが悪いことなんですか?

もちろん介護される側の方のこだわりでほかの人に頼めない部分もあるかもしれませんが、それが全てではないはずです。

お願いする相手はプロですがあなたはプロではありません。また介護をするのがあなたの仕事ではありません。あなたにもやりたいことをする権利があるんです。

介護・介助を一人で抱え込む必要なんてないんです。一人ですべてこなせないことはあなたの責任ではないし、一人で家族の介護・介助をこなしなさいと法律で義務付けられているわけでもありません。助けを頼むことは公に認められたあなた自身の権利なんです!

もし他者の力を借りることに後ろ髪ひかれるような思いがあるなら今すぐに捨てて大丈夫。あなたはものすごく頑張ってます。

もうちょっと肩の力を抜きましょう。

5.おわりに

いかがでしたか?

いくら家族であっても四六時中介護や介助をしていると息が詰まってしまいます。

ほんの少しでも構わないので少し離れる時間=レスパイトをとるように心がけましょう!

ではまた~!

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