実は深刻?搾取される障害者
皆さんこんにちは!
今回は搾取される障害者についてお話ししていきます。
少し内容が性的なものも含むので閲覧注意です!
1.搾取されるとはどういうことか
搾取の意味は
搾取(さくしゅ)とは、第一義的には動物の乳や草木、果実の汁などをしぼりとることを意味する言葉である。しかしその意味から転じて第二義的に、「性的搾取」や「中間搾取」などの慣用的な例に見られるように、他人に帰属すべき権利や利得を不正に侵害したり取得することや、優越的立場を乱用し他人を使役して不当な利益を得ることを表すためにも日常的に用いられる。一般的には、人を自分本位に、または非倫理的に利用することを言う。(Wikipediaより)
で、要するに強い立場の人間が弱い立場の人間を利用して不当な利益を得る、というような意味になりますね。
こと障害者に関してはこの搾取が起こりやすいのが現状です。
特に自分で判断がきちんと出来ない状態の障害者が対象になりやすく、深刻な問題を引き起こすこともあります。
例を挙げると以下のようになります。
2.軽度知的障害の女の子は風俗嬢にされやすい
これは有名な話で、軽度ではあるけれど知的障害があり一般的な事務などの仕事に就けず危ない話なのかどうかの判断もできず、本人がわからないまま性風俗やAVで働かされるケースがあります。
経営者側としては見た目がよく難しいことが分からないと扱いやすく、従順なのでお客も呼びやすいため利用されてしまうのです。
3.実績のために障害者を雇いすぐにクビにする
会社の障害者雇用の実績を作り罰金を免れる為に取り敢えず雇うだけ雇い、すぐに能力不足を理由に不当に解雇するという不届きな輩もいるそうです。
本当に働けるだけの能力に達していないというのであればその証拠を提示した上で会社都合で解雇するというのは仕方のないことですが、実績づくりのために翻弄なんてされたら時間の無駄ですしたまったものではありません。
しかし現状これらのことがあっても泣き寝入りする障害者が多いのです。
障害者雇用の制度が正しく活用されるように啓蒙活動していくしかなさそうですね。
4.犯罪行為の実行役にされやすい
知的障害や発達障害で判断能力が低い場合、犯罪行為の実行役にされて、事件に巻き込まれるケースも多々あります。
例えばオレオレ詐欺の受け子、窃盗などはよく聞きますね。
裏社会の人間から美味しい話を持ちかけられて訳もわからず乗ってしまい、やったのは自分なので捕まるのは自分一人という構図はまさに搾取です。
発達障害・知的障害などで自分で正しい判断が出来ない場合は特に幼少期から詳しく良いこと、悪いことを踏み込んで教育していく必要があるのではないでしょうか。
5.おわりに
いかがでしたか?
一歩間違えれば被害者にも加害者にもなってしまう障害者の搾取。
今後判断能力が低いお子さんに対しては、特に教育の内容を整えていく必要があると思います。 ではまた〜!
コメント