小学生でもわかる!うつとうつ状態の違い
皆さんこんにちは!今回は「小学生でもわかる!うつとうつ状態の違い」についてのお話をしようと思います。
似ているけれど、どんな違いがあるのか分からない人にもわかりやすく解説していきますね!
↓うつについて1
↓うつについて2
1.うつ状態ってなに?
最近「うつ状態」の人が多いみたいなんだけど、うつ状態ってうつのことじゃないの?
某有名スポーツ選手がうつ状態であることを告白されましたね!私自身は有名な方がメンタルの疾患を持っているとカミングアウトされることは、勇気がいることとは思いますが世間に広まるきっかけになりますので良いことだと考えています。
ただひとつ疑問があります。
「うつ状態」ってなんだ?
ということです。「うつ」ではないのです。あくまでも「うつ状態」なのです。
うつ状態というのは正式には「抑うつ状態」といいます。
抑うつ状態とは、
- 気分が沈む
- 憂鬱である
というような場合をいいます。
なので短期的や軽度に気分の落ち込みなどに見舞われた場合でも「抑うつ状態」と表現され、診断は下ります。
2.うつとの違いは?
うつとうつ状態の決定的な違いは
症状が「長期間」かつ「症状が多くあてはまる」ことです。
- 気分が落ち込む
- 物事を楽しめない
にプラス以下の項目が5つ以上当てはまり、症状がほぼ一日中2週間以上ある場合はうつとみなされます。
- 集中力・注意力が低下している
- 周囲の人に申し訳ないと感じる
- 自責の念・自分は無価値と感じる
- 将来を悲観する
- 自傷行為
- 睡眠障害
- 食欲不振
(こちらより引用)
いかがでしょうか?皆さんはいくつ当てはまりますか?もちろん当てはまらない方がいいんですよ^^;
3.うつ状態の時の対策は?
上記の項目に少しでも当てはまった場合はどうすればよいのでしょう?
基本的にはうつであってもうつ状態であっても、とにかく休養すること。仕事があれば休む、もしくは退職するなどがとても大切です。
そして何より大切なのは早期に病院にかかることです。
どんな病気でも同じですが、早期発見早期治療をすることで早く治療効果を出すことができます。
私も症状が出てからしばらくは仕事もしていましたし休みにくい・辞めにくいというのはよくわかりますが、迷っている間に病は進行していきます。
適切に休み、適切に薬を飲むなどしていくことでまた社会生活を送ることができるようになります。
それまでの時間というのはとても長く感じますが、諦めず、ゆっくりと回復を目指していきましょう!
4.自己申告の「うつ状態」にはご用心
あなたの周りにこんな人はいませんか?
なんか~最近仕事ミスしてへこんじゃって~うつみたいなんだよね~ていうかうつだと思う~
落ち込むことは誰にでももちろんあります。ただ、落ち込むことが=うつ・うつ状態ではありません。
↑にも書いてある通り、ちゃんとした診断基準というものがあり、素人判断でうつかどうか決められるものでは到底ありません。
もしBさんのように「自称うつ」の人には、まず病院へ行くことを勧めてください。
それをせずにうつだと言い続ける人は無視でOKです!偽物なので!
本当にうつの症状があっても病院に行かない人もいますが、その人は「自分はうつじゃない!」と認めない人や「病気で休むことになったら周りの人に申し訳ないから」という理由だと思います。
そういうことを言い出したら、引きずってでも病院に連れて行ってあげてください。
5.おわりに
いかがでしたか?
今回は小学生でもわかる!うつとうつ状態の違いについて解説していきました。
簡単に言えば軽い症状や期間が短いと「うつ状態」、症状が重く長期間続くものが「うつ」と呼ばれています。
もし自分が当てはまったり、周りにそういった症状がある場合はすぐに病院へ、自称の人はテキトーに流していきましょう!
ではまた~!
↓双極性障害について
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