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疲れやすい発達障害

晴天 ブログ
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皆さんこんにちは!

今回は発達障害の特徴の一つ、疲れやすさについてのお話をしたいと思います。

私自身もすぐに疲れてしまうので日常生活で困ったことが結構あります。

その対処法なんかをご紹介していきます!

1.発達障害があると疲れやすいのは本当か

発達障害を抱えていると疲れやすいというのはどうやら本当のようです。

ただ、周りから見ると

Aさん
Aさん

なんだあいつ、いつも怠けてばっかり!

そんな風に映っているかもしれません。それは疲れたという頻度高かったり疲労のせいで怠けているように見えるからなのでしょう。

ただ、決してサボっているとか怠けているわけではなく発達障害特有の脳の働きや環境のせいで定型発達の人よりも高頻度で疲れてしまうのです。

2.発達障害があると疲れやすい理由

たとえば特性によるものだと

・感覚過敏があるせいで少しの刺激にいちいち反応してしまい頭がつかれる

・運動協調障害があり不器用さや苦手動きが出て必要以上に動いている

・多動または過集中があり行動の制御ができず知らず知らずのうちに運動量が多くなっている

があげられます。

これらはどれも発達障害の特性で、定型発達の人に見られないものです。なので定型発達の人には理解されがたいのですが自分の意志で行っていることは一つもありません。

自分でもコントロールできない事に振り回され、その結果として必要以上に疲弊してしまうのが現状です。

また

・周囲の環境になじむために神経をすり減らしている

・ストレスが溜まってもうまく休めない・過眠してしまう

もみられます。

発達障害があると常に周囲の様子を気にして「自分が変だと思われないように」と必要以上に気を遣ったり、周囲にうまく溶け込まないことでストレスを抱えやすいです。

そうなったときに自分なりのストレス解消法を持っているなら良いのですが案外その方法を持っていない人も多く、ストレス・疲労がたまりすぎて逆に眠れない一度寝たら寝すぎてしまうことがあります。 

私の場合は子供のころからうつを発症するまでは生粋の過眠人間でした。休みに日になると16時間トータルで寝るのは当たり前、平日でも夜~朝まで8時間寝た後に寝られるだけの昼のをするというのが習慣となっていました。なので寝られない今の状況が信じられないです。

睡眠がとれないと疲労が取れませんから体が休まらずどんどんと取れない疲れがたまっていくことになりますが、過眠によっても体は疲れてしまうようです。同じ姿勢で何時間も過ごすわけですから、よく考えると体への負担がありますものね。

これらのことが人によってはいくつも複合して起こることとで疲れやすい体になってしまうようです。

3.疲れにくくするための対策法

まず

感覚過敏がある場合は自分の周囲に置くものを選んでみる

これはとても大切です。例えば大きな音が苦手なのであればヘッドホンで音楽を流す、体に触れる繊維が気になるなら綿のものを選ぶなどとにかくできることはやってみて自分の身の回りの環境だけでも変えてみましょう。そうすることで小さなストレスを軽減することは可能です。

器用にならなくてもいい、苦手な動作を避けてみる

苦手だから訓練してできるようになる、これは自体はいいことなのですがそればかりに手間や時間を割くのはナンセンスです。

もし靴ひもを結ぶのが苦手な不器用さんは靴紐のない靴を選んで履く、ひもを伸びるものに変えてしまうことも出来ます。

裁縫も今は自分で出来なくても既製品がありますし、少し破れたくらいなら布用ボンドもあります。

便利なものがせっかくあるのですからそれらを活用してみましょう。



多動があるなら一つ一つこなしていく、過集中ならアラームをセット

多動があって何でも気になってしまうのであればまずは一つのことを終わらせてから次に行く、という癖付けをしてみましょう。そうすると無駄な動きは抑えられます。また集中しやすい環境をつくり落ち着きながら作業しましょう。

逆に過集中の人に関してはアラームを設定して時間の区切りをつけるようにしてみましょう。その時間までと決めてしまえば必要以上に作業することもなくなり過労を防げます。

周囲の環境に無理になじまない

周囲とはほどほどに合わせるとして、価値観も全部が全部ほかの人と合わせる必要はありません。

どうしても自分の行動が間違っている場合はその点を受け入れて修正し、それ以外は個性として受け入れてしまいましょう。みんな同じ価値観なわけありませんからね!

睡眠の不安は医師に相談

睡眠がうまく取れない、または過眠である場合は医師による治療の対象ですので一度病院で診察を受けましょう。心理療法や投薬治療で改善されるかもしれません。

睡眠以外にもストレスを解消する方法も見つけるとより疲れを上手にとれるようになるでしょう。

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4.もし発達障害の人がいたらできる配慮を

上記は発達障害の当事者の方が自分で気を付けるポイントですが、周りに発達障害の人がいる場合はどうでしょう。

まず一つ大切なのは苦手なことは強要しない。これです。多動でマルチタスクができない人にあれもこれも一気にさせるのではなく一つ一つ課題を振っていく、音に敏感な人に大きな音のする場所を提供しない、自分の信念を押し付けない(これは定型・非定型共にですが)。相手ができない難しいといっていて、どうしてもそこにこだわらなくても良いなら多少環境を変えてあげましょう。そうするとほかの人と同じかそれ以上に動けたりします。

また発達障害の人は人にうまく頼ることが苦手な人が多く、頼った時には手遅れになっていることも多いので時々声掛けなんかもしてみてあげてください。そうすることでだんだんとその人の考え方が理解出来たり、周りに溶け込むことができます。

5.おわりに

いかがでしたか?

実際自分自身も疲れの吐き出しが苦手で今こういう状態になってしまっているのだと思いますが、うつだったりの二次障害を起こしてしまうと非常に厄介です。

そうなる前に出来る疲れ対策をやっていきましょう。

ではまた~!

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