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素人判断は危険!断薬のススメ。

晴天 ブログ
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素人判断は危険!断薬のススメ。

皆さんこんにちは!

今回のお話は薬の断薬についてです。

何種類も薬を飲み続けることに対して不安のある方も多いと思いますが、どのタイミングで断薬していけば良いのでしょうか。考えていきます。

↓うつの治療について

1.薬をいつまでも飲むのはよくはない

精神科の薬に限らず、いつまでも薬に頼りすぎるのはよくありません。疾患によっては飲み続ける必要のある薬ももちろんありますが、日本では患者に対する投薬のし過ぎ(過剰医療の一環)が問題になっています。特に精神科では依存性の高い抗うつ薬や抗不安薬・睡眠薬が処方されることが多いので注意が必要です。

検査をたくさんしたり薬をたくさん出して、飲ませることを習慣づけると定期的な収入源になるという病院側の事情もあるでしょうが、患者側が「この薬を出してほしい」と要望し本来は必要でないにもかかわらず納得させるために医師が処方するというようなケースもあるようです。

ですが薬というのは副作用もありますし飲み合わせの問題もあります。一種類ならまだしも、どんどん飲む薬の種類が増えているとその中に相性の良くない薬が混じっていて体を壊してしまうこともあるのです。

出来ることなら必要でない薬は飲まない。出されるお薬の種類は少なくする。長期服薬しない。これらのことが大事になってくるのではないでしょうか。

2.断薬の仕方

いくら薬を飲まないほうがいいといっても体調は実際に悪いし飲まないと気分が沈み込んでまともな生活も送れないという方も多いと思います。私もその一人ですし現在は抗うつ薬と抗不安薬を服用しています。

しかしいつまでも飲み続けるわけにもいきませんので、症状が落ち着いたら徐々に薬の量を減らしていく必要があります。

この時に大切なのは一気に断薬せずに、まずは減薬から始めることです。危険なのは双極性障害(躁うつ病)患者の方が躁状態の際に自分の状況が理解できずに断薬してしまうことです。躁状態では自分は何でもできる!という行動力に満ち溢れてトラブルを起こしてしまうので薬をすべて捨ててしまうなんて言う極端な行動に出てしまうことはよくあるのです。

これを防ぐのに一番良いのは、周囲の頼れる人が薬の管理をしてあげること。少なくとも落ち着いていない間は自分で薬の管理をするのは避けるのが無難でしょう。もしヘルパーさんがいたり、入院中であればそういった方に薬の管理もお願いできるので安心です。

医師に相談し症状の改善が見られたので減薬を開始したいと相談の上、了解が得られたら周囲の人にもなるべく協力をお願いをして少しずつ薬の量を調節していって、効き目の穏やかな漢方なんかも取り入れてみて最終的に断薬できるように進んでいきましょう!

3.自分判断で断薬しない

結構多いのですが、自分は薬漬けにされているせいで病気が治らない!と思い込んで勝手に相談もなしに断薬してしまう人がいます。これは大変危険な行為です。

抗うつ薬や睡眠薬の中には、薬を急にやめたり、急激に飲む量を減らすと強い副作用(離脱症状といいます)が出るものがあります。薬の減薬・断薬を行う際に気をつけないといけないのは、この離脱症状です。薬の減薬・断薬を行う際には、医師はもちろんですが、患者様自身も「薬を早く減らしたい!」と焦ってはいけません。

http://www.shihounomori.com/medicine

離脱症状(りだつしょうじょう)とは薬をやめたり依存性のある趣向品をやめたりした際におこす精神的・肉体的症状のことで別の言い方をすると禁断症状です。

精神的な症状は

・ソワソワする

・イライラする

・不安感

・集中力の低下

・興奮・幻覚

身体的な症状は

・頭痛

・めまい

・耳鳴り

・吐き気・食欲不振

・痙攣

・便秘・下痢

などがあげられます。

急な断薬はこれらの症状が一気に出てくる可能性があるので今まで以上にしんどい思いをすることになりますのし、何よりもそもそも良くなっていないにもかかわらず自分の思い込みで断薬してしまうと症状の悪化を招きますので絶対にやめましょう。

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4.医師以外の言うことはなるべく聞かない

そして一番厄介なの医療従事者でもないのにそんな薬飲まないほうがいい!とかそんなの飲んでたらもっと悪くなるよ!と進言してくるお節介さんですね。

そんなお節介さんにまず一つ聞きたいのですが、あなた、

自分の発言に責任持てますか?

あなたの無責任な発言に一人の人の命がかかってるんです。もしその人に何かあったら責任取れますか?

こう聞いたらまず間違いなく取れないというでしょうね。そういう人の無責任な発言は聞き流すようにして真に受けないようにしてください。

その人の話を聞くことよりも大切なのは信頼できる医師のもとで焦らずに治療することです。

もしそれで縁が切れてもその程度の人だったというだけなので気にしなくてOKです。

5.おわりに

いいかがでしたか?

過剰な投薬をする医師にも問題はありますが、薬に頼りすぎてしまう患者側にも問題はあります。

ですが自分に必要な薬まで不安に思って断薬する必要はないし、ましてや自己判断で断薬するなんてもってのほか。危険すぎます。

症状の軽減が見られたときはゆっくりと薬を切り替えたり減らしたりして徐々に薬を断ちましょう。

ではまた~!

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