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話を聞くのが苦手な人集合!傾聴を学ぼう

晴天 うつ
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皆さんこんにちは!

今回は傾聴についてお話しします。

傾聴ってなに?と思われるかもしれませんがゆっくり解説しますのでご安心を。

1.傾聴とは

「傾聴」という言葉を聞いたことはありますか?

傾聴(けいちょう)とは、相手の話しに深く丁寧に耳を傾け、肯定的な関心をしめしながら内容をはっきりさせる、共感的理解を示すコミュニケーションの技術です

この傾聴はカウンセリングの現場で使われていたものですが、最近はビジネスでも応用され活躍しているそうです。

しっかりと傾聴できれば聞き上手になれそうです。

2.どんな場面で役立つか

上にも少し書きましたが傾聴は最近ビジネスの現場にも応用されており活躍の場面が増えています。

クライアントとの打ち合わせ、会議など相手の気持ちを汲まなければいけないシーンは結構多いものです。

また、誰かから相談を受けた場合ももちろん役立ちます。心地よく話させてくれる相手に人は信頼感を覚えますので良い関係を築くきっかけにもなるでしょう。

どの相手であっても人との話を進めるうえでかなり役立つ技術であるといえると思います。

3.傾聴のやり方

傾聴には3段階ありそれらを順番にこなすことで効果を発揮するようです。

受動的傾聴

受動的傾聴とは、まずは相手の話に真摯に耳を傾けて受け止めるという基本的な方法です。聞き手の興味関心や意見を優先するのではなく、まずは話し手が考えている心の内を伝えやすいように、相手のために聞くことを意識します。

この時、ただ聞くのではなくうなずきや相槌、目を合わせる、正面を向くといった姿勢も大切です。こうすることで相手がリラックスして話しができる土台が作られていきます。

反映的傾聴

反映的傾聴(反射的傾聴)とは、話し手の表現を受けて聞き手がその内容を繰り返すことで理解や共感を示す方法です。

反映的傾聴では、話し手の言葉をオウム返しのように繰り返したり、別の言葉で言い換えたり、要約したりして理解を伝えます。

もちろん、この時は受動的傾聴の姿勢が前提になることは忘れてはいけません。

受け手がただ話を聞くだけでなく具体的なアクションによって反応を示すため、話し手は「自分の伝えたいことをしっかり理解してくれている」と実感することができるのです。

積極的傾聴

積極的傾聴とは、主体的に働きかけをすることで話し手に対する理解につなげる方法です。受動的傾聴や反映的傾聴よりもさらに踏み込んだ姿勢で、深いコミュニケーションを行うことを目指します。

例えば、聞き手は必要に応じて話し手の発言に言葉を添えたり質問を挟んだりすることで、話し手の思考を促すのです。

積極的傾聴は、聞き手側の真摯な姿勢に加えて、経験やテクニックも必要とされます。

(上記文章の引用元はこちら

なかなか奥の深いテクニックですよね・・・完璧にするのは難しいかもしれませんが、実は習わなくても自然と出来ている人はいます。聞き上手だな、話してて心地いいなと感じる人は自然と身に着けているんです。どこで覚えたんだ!

実践するときの注意ですが

しっかりと心構えを持つ

まずは傾聴にあたって必要な心構えを持ちましょう。傾聴は、実際には相手の立場に立ったり、話を真摯に聞くという姿勢を保ったり、適宜言葉を挟んだりといった態度は重要です。

傾聴に慣れていない人がいきなり実践しようとしても、否定的な疑問を口にしたり、リアクションが薄かったりといった癖が現れることがあります。

傾聴は話を聞くという点ではシンプルですが、実際には守らなければならないポイントがあり、それに反すると逆効果です。

傾聴を効果的にするためには、まずは相手の立場に立って共感的理解をしようとする心構えを持たなければなりません。

傾聴技法を使う

傾聴技法には、「うなずき」、「相槌」、「アイコンタクト」、「間を取る」とさまざまなテクニックがあります。これらはしっかりと話を聞いているという姿勢を相手に伝えるために重要な要素です。

もともと傾聴は相手のために聞くというものであって、自分がしっかり聞いていればそれでよいというものではありません。

こういった技法を使うことは、どれも基本的なテクニックではあるものの、受け容れられているという感覚に導く大切な姿勢なのです。

他には、ミラーリングを意識しましょう。これは鏡のように話し手と同調することで、表情、姿勢、声色、話す緩急、しぐさなどを合わせます。こうすることで共感を示すことにつながるのです。

言葉で理解を示す

聞き手は、一方的にじっと耳を傾けることも大切ですが、理解を示すためには適切なタイミングで言葉を投げかけることも効果的です。

言葉を投げかけることは相槌として話を聞いている姿勢を示すことにつながります。そのため、話し手が安心して本音を伝えやすい雰囲気が醸成されていくのです。

言葉のかけ方としては、単純に相手が話した内容をそのまま繰り返すオウム返しがあります。これだけでも話し手は肯定的に聞いてくれていると感じることができる方法です。

これに慣れれば別の言葉に言い換えてみたり、話の筋を要約したりといったことも試してみましょう。

心情に注目する

傾聴では一貫して相手の心情面に注目することが大切です。人のコミュニケーションは事実の伝達とそれに関する感情の動きの2つに分けることができます。

ビジネスの場面で事実の伝達だけが目的であれば、出来事や現象を聞き取った上で事実確認をすれば基本的には十分と思われがちです。

しかし、実際には、事実の確認よりもむしろその先にある悩みやつらさといった心情面が最も大きな問題であるということが少なくありません。

仮に事実関係をいくら確認したとしても、コミュニケーションから感情や悩みを排除すれば、共感的理解というレベルにまでは到達できないでしょう。言葉をかける際も、事実関係の確認だけにとどまらず、感情面にも触れるとより効果的です。

(上記文章の引用元はこちら

とにかく大切なことは

・相手の話を否定しない

・話に割り込まない

・自分の意見を押し通さない

・相手の話したいことを全部言わせてあげる

これらをした上でミラーリング効果や相槌・アイコンタクトなどの技法も混ぜていくことでより相手とのコミュニケーションを円滑にすることができるでしょう。

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4.特に覚えてほしい人

なぜ私がこれをテーマに選んだかというと、実は発達障害がある人は人の話を聞くことが苦手な場合が多いんです。自分の思ったことを思ったタイミングで言ってしまい相手を怒らせてしまう、相手が話しているときに自分の話をし始めて会話が成り立たないなど。これ、実体験なんです^^;

そんな時この傾聴を知って少しずつ生活に取り入れています。すると相手がいろいろなことを今までより話してくれたり話し終わったときに感謝されるようになったりしたんです。

自分が話をしたいということは相手も話したいということ。話を聞いて信頼関係を作ってしまえばこちらの話もしやすくなるし、今後自分の苦手な事にも理解を示してくれるようになるかもしれません。しっかりと取り入れることができればきっと人生で有利な場面が出てくると思います。なので発達障害の当事者は積極的に取り入れてほしいな、と考えています。

また、身内に不安障害・気分障害の人がいる方にもぜひ押さえていただきたいテクニックだとも思っています。

不安な気持ちやつらい気持ちはなかなか人には理解されず、当事者は結構しんどい思いをしています。たまにはそういう気持ちをどこかに吐き出したくなることもあります。

そんな時に相手が傾聴してくれたら少しだけでも気分が和らぎます。

完全に言ってることが理解できていなくても、わかろうと聞いてあげようとする姿勢を示してもらえるととってもありがたいです。

5.おわりに

いかがでしたか?

あまり耳慣れない言葉かもしれませんが生きていくうえで絶対役立つスキルなので良ければ使っていってください!

ではまた~!

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