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初めての感覚

晴天 ブログ
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行く意味を見出すことができなかった小中学校。高校にも何となく進学したが・・・

人間関係で今までにないほどに躓いた中学校生活。中学三年の3者面談にてどの高校に進学するかが話し合われました。

その際担任教師から言われた言葉をいまだに忘れられません。

お宅のお子さんは本当に見掛け倒しです。

これって教師が言う言葉なんですかね。しかも親を交えての話し合いのさなかに。多分こんな言葉を教師に投げかけられた人間もかなりレアだと思うのですが・・・。

なんか馬鹿にされつつ選んだのは、当時あった進学可能校区内の中では真ん中チョイ下くらいのややアホ高校です。

担任にはもう少し上を選んで冒険してもいいのではと提案もあったのですが却下しほぼ確実に受かるところを選びました。

滑り止めの私学も本命の公立高校も受かり何の感動もないような卒業式も終わり、担任や陰口を最後まで言ってくれていた自称友人たちともおさらばしました。

説明会やらなんだかんだ事前に決められた行事を終わらせいよいよ入学。いつも通りなかなか友達はできずでしたが何となく周りに座っている子たちに声をかけてもらったりして連絡先はゲットしました。

高校生活の始まりでよかったのは同じ小中から一緒の子がクラスにほとんどいなかったことでしょうか。以前の自分を知っている子がいなかったことで逆にやりやすく、みんな知らなくて当然だし輪に入れなくて当然なので自分だけが浮かなくて気持ちが少し軽くなったのを覚えています。

もしかするとこれは発達障害の症状なのかもしれませんが、みんなが他人という状況は実はすごく心地よいのです。

人との距離感をつかむのが苦手な人間なので自分からは上手に輪の中に入っていけない、けれども他人なあまりに距離感を詰められると息が苦しいし拘りを崩されてそれはそれで生きてゆけない。

そんな人間なので全く新しい、自分を知らない環境に変わること自体は案外嫌いではないんだなと気づけました。

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本格的にクラスになじめたのは夏休みに入る直前ごろでしょうか。何となく連絡先を交換した子たちと徐々に仲良くなることができました。遊びに行ったり一緒にご飯を食べたり、とりあえず何とか浮かず取り繕うことができていました。

少し遠出できるようになったり夜も少し遅くまで出ていられるようになったので出ることが増え、新しい世界を見られるようにもなっていきました。

と同時に、地元にこだわる必要は全くないんだと気づかせてくれるきっかけにもなりました。そういう意味では決して頭の良い高校ではありませんでしたが、この高校に進学してよかったのだと思います。

人間関係に問題は無かったかといえばそんなことはなく、なぜか途中で仲間はずれにしようとたくらんできた子もいました。その子は地元の知り合いでした。結論:地元がおかしい。(笑)

長くなるのでいったん切ります。

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